(追記 2016/8/6)
九州ふっこう割を利用して、実際に管理人も宿泊しました。当ブログに感想記を上げていますので、ぜひご覧ください
また、あのホテルに行きたい!と子供が言う。家族みんなも、顔を見合わせてそうしようか!という、ホテルが別府にあります。客室稼働率は99%以上。客室数600強、3千人弱の収容人数。。。とちょっと信じられないホテル。それが、杉乃井ホテルなんです。
別府温泉 杉乃井ホテル(オリックスホテルズ&リゾーツ) 別府の夜空に光る星のように、心ときめく時間を過ごす新棟「星館」2025年1月23日開業! 施設情報と各予約サイト 楽天 じゃらん 一休 ヤフー 近畿日本 住所:大分県別府市観海寺1 地図 周辺:近くの飲食店 アクセス:大分自動車道別府ICより観海寺方面へ車で5分。JR別府駅より車で10分。JR別府駅とホテル間を結ぶ無料シャトルバス有り。 駐車場:約900台無料駐車場有 最安料金:¥10200円から チェックイン:15:00 チェックアウト:11:00 最新口コミ:部屋の広さモニターの大きさ設備の充実さもちろん食事も風呂も大変満足でした。強いて言えばアクアガーデンがぬるく出るのに勇気が入りました。また利用したいと思います。 2024-11-29 08:48:04投稿 楽天トラベル口コミ |
管理人も実際に宿泊しました
管理人も実際に宿泊したことがあります。あのころ(2010年)はまだ客室のリニューアルがほんの一部で、管理人が宿泊した部屋は年季の入った部屋(部屋自体は快適)でしたが、今は客室の全面リニューアルが終わり、きれいな部屋に泊まれるみたいですね。
棚湯という屋上露天風呂(風呂縁が見えずに海とつながって見える)の素晴らしさと、常に多くのシェフが常駐し、内容が充実したバイキング料理に満足したことを覚えています。
地元のテレビもそうですが全国テレビでもよく紹介されています。そこで、管理人が内容をメモしたものをご紹介します。
土曜の夜は!おとななテレビ(2015/8/8放送分 杉乃井ホテルを大研究!より)
- 1年間に63万人の人が訪れる。九州予約一位に輝くのは、じゃらんその他予約サイトでも常連。2014年の売上は112億円。
- 広大な敷地に3つの棟が連なり、客室数616室。最大収容数は2815人。1944年、昭和19年、杉乃井館として創業。1956年に商号変更ホテルへ。1966年、昭和天皇皇后両陛下。皇太子もご利用になられた。また世界各国の貴賓が利用されたこともあるホテル。
- ロビーは毎日人であふれかえる。2か月先まで予約がいっぱいのホテル
- 「年に3回は来る」、「これまで6回来たことがある」、「30年以上前から数えきれないほど来てる」(お客さんの声)、リピート率は8割を超える。客室稼働率(全客室のうち実際に利用された客室の割合)2014年は99.8%。
- 人気の秘密は、子供が大満足すること。浴衣でプレーできるボウリング場、ゲームコーナー、常設の工作場、プールのスライダーが楽しみ。特にプールアクアビート、温水プールで1年中利用できる。夏休みは1日3千人以上の人でにぎわう。
- お客さん、560人以上のスタッフの要望をくみ上げるのが毎日の(社内)朝会。
- 今日上がった議題は、「ディナーでお見えのお客様で、カップルとファミリーでは温度差がある(両方満足させる)ケアが難しい。」支配人さん、うちはファミリー中心で行こう。子供さん連れに喜んでもらうというコンセプトでいく。
- キッズプレイルームを7月にオープンさせた。幼児専門のアクティビティが欲しいという声があったので。実際利用のママの声「プールだけだと年齢的に持たないのでちょうどいい」
- ブライダル施設にも力を入れている。式を挙げたカップルにも式の出席者もホテルのnリピーターになってもらいたいという狙いもあり。
- 温泉は三世代で楽しめる。特に棚湯が有名。別府の街や海を一望できる眺めは格別。2011年オープンの屋外型温泉 ザ アクアガーデンも人気。家族やカップルも水着で楽しめる。
- 家族湯のみどり湯をリニューアルオープンさせた(2015年7月18日)。(お客さんの声)これまではちょっと狭かったが、広々と改装してる。導線もバリアフリーになってる。以前は入って海は見えなかったけど、一望できる景色が見えるようになってうれしい。入った瞬間の解放感が素晴らしい。
- タオルを畳む係の人は。一日、4千枚のタオルを一人で畳む。より早く畳むにはリズムに乗って畳むのが重要。見た目も美しく仕上げていく。
- スリッパ磨きの係。抗菌スプレーをふりかけたあと、スリッパの高さを揃える。心配りが大事とのこと。
- 噴水ショーを仕切る係。(山の上に建つ杉乃井)ホテルの風は周る、舞う、その風に合わせたスモークをどう出すかがポイント。光がよりきれいに見えるように、風向きを計算してコントロールする。悪天候でもわざわざショーを見るために出てくるお客さんが本当に多い。
- 風呂掃除の係。棚湯などの掃除をすべて管理。掃除はすべてのお湯を抜いてから、水圧式シャワーをあてて掃除をしていく。ぬめりを取るために回転式のブラシを使って丁寧に仕上げていく。掃除が終了したら大きなホースで温泉を貯めていく。浴槽を埋めきるのに3時間ほどかかって、早朝風呂に備える。。
- お客さんが一番楽しみにしているのはバイキング。口コミ評価の大きなポイント。
- シェフがたくさんいるのが特徴。調理人が使うのは意外に小さなフライパン。たくさんのお客さんがお見えになるが、適宜少量で作って常に出来立てを提供する。冷めている、料理がないという状態を作らない。材料を無駄にしないという意味もある。
- 国産牛のステーキ、九州産の野菜やフルーツ。80種類以上。目の前で寿司を握ってくれるなど。ケーキなども20種類以上。美味しいし種類も多い。
- パンはすべてホテルで焼く。ホテル専用のパン職人が5人。3千個から4千個ほど焼くときもある。種類が多く、パンが好きでリピーターになる人も少なくない
- 食材仕入れ担当はさまざまな市場で仕入れる。値段交渉も大事。お客さんにリーズナブル価格で提供するため。その時の旬なものを仕入れて美味しくて安いを実現。形が悪くてもモノがいいものを選ぶようにしているとのこと。
- 地熱発電でホテル全体の電力を40%カバー。冷暖房も地熱から賄っている。客室稼働率が98.9%常に100%を目指している。お客さんが多いのでまとまった発注ができ、材料や備品の単価を下げられる、これを宿泊費に還元する。これがホテルの生命線
感心したこと
また、番組はもう終わったんですが、NHKの仕事ハッケン伝という番組でも取り上げられました。
ホテルのバイキングレストランは一度に1000人ものお客さんが来られるので、まさしく戦争状態。中でも番組では、ホール案内係、食材提供係にフォーカスして紹介されたんです。忙しいという顔をお客様に絶対見せないことから始まって、管理人が感心した点2点。
- お客さんが多い絶頂ピーク時、デザートのフルーツポンチをお皿になみなみ注いで提供したスタッフにチーフからNGが飛ぶ。お皿に8割くらいが、ちょうど美味しそうに見える。なくなったら、すぐに冷蔵庫に走って8割に戻す。すぐになくなるのが分かるからと言って、つぎ足す手間を惜しまない!
- 朝食時間終了間際、お客さんは後3組。片付けモードに入ったスタッフがお客さんがいらっしゃる横のテーブルを片付けようとするとNGが飛ぶ。お客さんに急かしている印象を与えては絶対にいけない。
レストランは、とてつもない大きさなんです。常に清潔に、滞りなく料理を提供し、待たせず、涼しい顔で作業。最後は笑顔で、ありがとうございましたというのは並大抵ではないんだなと分かりました。さらに上記の2点は出来ていてもお客は気付かないですよね。仕事の大変さの一端が分かりました。
地道にやることを積み上げ、また一歩また一歩と進化するホテル
支配人の男性が、「大技は無い・・・小技の連続」とおっしゃってました。確かにそうなんだんな。。。と感じます。このホテルは決して高級ホテルではありません。ファミリーで手ごろな値段で楽しむホテルです。それでも、当たり前のこと+1歩が、お客さんを惹きつけて止まないのだと思います。
管理人のところに毎年来るハガキ。少し閑散期に入る9月から12月初旬までお得なプランがありますというアピールです。見ると、また棚湯のこと、レストランのこと思い出していってみようかな。。。と思います。