びっくりして、ちょっと残念なニュースがありました。以前、お世話になって感想記にも書いた長崎県平戸市の旗松亭さんが民事再生手続きに入られたとのこと
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昭和天皇をはじめ皇族方が宿泊した実績もある国際観光ホテルを運営している旗松亭、民事再生へ (帝国データバンク) – Yahoo!ニュース(2月1日(月)11時44分配信)
当社は1949年(昭和24年)に映画館の経営を目的に創業。57年に旅館「米乃屋」を開業し、69年(昭和44年)2月に法人改組、同年8月に国際観光ホテル「旗松亭(きしょうてい)」をオープンした。ホテルは平戸港の高台に立地し、当初33室だった客室数は増築・改装により現在は客室数90室にまで拡張。客室のほか、食事処、大宴会場、屋上露天風呂やパノラマ展望大浴場を擁し、昭和天皇をはじめとする皇族が宿泊した実績もある平戸地区トップクラスの規模を誇るホテルとして知られ、修学旅行などの団体客や一般観光客を集客、2002年1月期には年収入高約11億6500万円を計上した。
しかしその後は、九州地区を訪れる修学旅行客などの減少に加え、景気低迷の影響で一般観光客の利用が減少し、客室稼働率が低迷。施設の増築・改装などを金融機関からの借入金で賄ってきたことから資金繰りが悪化するなか、2010年3月には金融機関からの借入金が債権回収会社(サービサー)に売却された。その後、給与体系変更や従業員のパート化などで経費を切り詰める一方、一般観光客の取り込みにより立て直しを図っていたが、大幅な欠損計上が続き、2015年1月期には年収入高は約5億8200万円にまでダウン。宿泊客減少に歯止めがかからず、収益改善の見通しが立たないことから、自主再建を断念した。
なお、ホテルは現在も営業を続けている。2月2日11時から平戸文化ホール(平戸市岩の上町1529)で債権者説明会が開催される予定
旗松亭さんで食べたクエ料理(アラ料理)は忘れられないほど美味しかったです。平戸はアラだけでなく、冬はヒラメもあるし海産物は何を食べても美味い!北海道にも引けを取らないのでは?と思います。
ちょっと施設が古くなっていて大きいのが気にかかるけど、海を見渡せる立地もいいし、食べ物も美味しいし、最上階の温泉もとても気持ち良かったです。また復活していいホテルになって、我々を癒してくれると信じています。
現在は営業中とのことですので、予約をされている方は行かれて問題ないと思います。ただ、新規の予約は状況が落ち着くまでちょっと待った方がいいかも。今後の情報を注意深く見守りたいと思います。