有馬温泉。管理人のイメージは、昔から続く高級温泉地で、お金持ちがおしのびで行くところ。そんなイメージでした。もちろん、その側面は今でもあるでしょうが、最近は、気軽に温泉を楽しめるとか、若者も。。。など新たな顧客層を取り込んで、より賑わいを増しているようです。

先日、テレビ東京のカンブリア宮殿で有馬温泉が紹介されました。


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2016年2月18日放送 カンブリア宮殿

以下、管理人が番組を見ながらとったメモ

  • 街並みはにぎわっている。路地を散策するお客さんも多い。来るたびに新しいお店が出来ていて楽しいとのお客さんの声が聞かれる。
  • 15年くらい、通りは人は歩いてなかった。むしろ静かな風情がウリの温泉街で今とは違っていた。
  • 今は年間170万人が訪れるスポット。若者や若い家族連れも多い。
  • 食べ歩きの名店が並ぶのが人気の理由の一つ。竹中肉店のコロッケ。甘味があって美味しい。棒てんぷら (ほうきゅう庵) 炭酸チョコせんべい ふわふわの明石焼き 
  • 観光客は路地裏探検散策も楽しんで、あちこち歩いている。
  • 老舗名門旅館 御所坊のご主人 金井啓修(ひろのぶ)さんは 食べ歩きの店などを多く手掛けた。有馬温泉の町おこしの仕掛け人。
  • 通りには、古い蔵を改装したお店もある。実際に旅館で使われているこだわりのグッズ。下駄、浴衣、スリッパなどを扱う。 ドイツ風のおしゃれなバー、立ち飲み屋も作った。自分が住んで楽しくないのに人に来てほしいとは言えない。自分たちが楽しめるイベントを作っていきたい。それがお客さんに喜んでもらえる。
  • 街には電動三輪車も走る。旅館を出てこれで、街中を散策してもらう。お客さんに貸し出すアイデアが好評。すでに7つの旅館が運用を開始した。
  • 日帰りプラン(宿泊せずに、温泉と食事を楽しむ)も始めた。20年前に始めた時は、まだあまり例がなく、御所坊がはじめたサービスの一つとのこと。
  • 元旅館の建物を大人が楽しめる博物館、からくりおもちゃを見物できるものに改装した。昔おもちゃ職人が神戸には多かったことから出たアイデアとのこと。
  • 路地裏散策を楽しめるようにしたきっかけは、昔大学生に有馬温泉のいいところ、悪い所を聞いたこと。歴史ある建物がいい
  • と言われると思いきや、写真に撮ってみたいいいところは路地裏とのこと。案内板の坊やの顔はリアルな人の顔だが、有馬温泉内に実在する人の顔で、その人を探すのも一つの楽しみ。
  • 有馬サイダーの開発もてがけた。ご当地サイダーの火付け役になった。年間30万本を売り上げる。有馬は日本サイダー発祥の地。有馬鉱泉がルーツ。
  • 有馬温泉が持つストーリーにこだわる。牛肉を広めた伊藤博文が泊まった宿だから、すき焼きを名物料理にする(御所坊)。からくり人形の職人が多くいたので、博物館作る。昔を知る。温故知新が大事。自分たちのストーリを掘り起こすことでほかにない魅力を作り出してきた。
  • 賑わいのある温泉地を生み出すのは、ものすごい大変で。必ず、地元の人たちが同じ方向を向いて協力していろんなトライをしています。歴史ある有馬温泉と言えど、やはりそれは同じこと。単に古くからあるとか、いいお湯が沸いているとか、それだけではダメで、なぜ、ここが人気エリアになったのか、お客さんとして一緒に楽しんでみるのが、さらに温泉を楽しむコツと言えると思います。

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    ちなみに、路地にある案内板というのがこれ。面白い!と話題になったとのこと。(写真はflickrより引用しました。cotaro70sさんが撮影された写真。ありがとうございます。とても素敵な写真ですよね)

    有馬温泉観光協会公式サイト

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