グランドハイアット東京のコンシュルジュ、NHKプロフェッショナル仕事の流儀で紹介

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あなたは、コンシェルジュを利用したことがありますか？ちょっと敷居が高い。。。と感じる人も少なくないかもしれません。先日のNHKプロフェッショナル仕事の流儀で、グランドハイアット東京のコンシェルジュ、阿部佳さんが紹介されました

もてなしの心どこまでも　阿部佳（2015年2月16日放送）| ＮＨＫプロフェッショナル仕事の流儀

管理人が、印象的に感じたことをメモしておきます。

小さい頃父親の出張でついて行ったスイスのホテル。コンシェルジュのサービスがとても素晴らしくて憧れた

大学を卒業して社会人になったとき、まだ日本のホテルにはコンシェルジェという考え方が根付いておらず、別の仕事についてチャンスを待った

初めてコンシェルジュとして採用されたのが横浜のホテル。（おそらくヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル。

客から真の要望を聞き出すのは本当に難しい。横浜から東京まで車を用意してくれとの要望に、車より電車のほうが安くて速いですよと言ったら怒鳴られた。俺に金の話をするのかと。電車を選ぶお客様もいるが、あえて車を選ぶお客様もいる。

六本木のラーメン屋さんの場所を聞いてきたお客様がロビーにいたままなかなか動かない。再度声をかけると、外国人のお客様でそのラーメン屋は母国にもあるので違うおいしいところを紹介してほしかった

京都の観光から戻ってきた外国人、東京のどこがおすすめか？　ネットで見たラーメン屋が気になってるんだ。　予定は特に決めていない。　浅草は以前に行ったことがある。　買い物は興味が無い。地元を楽しみたい。　→さて、阿部さんがおすすめした場所とは？

一流ホテルのコンシェルジュは？

今回の番組を見て学んだのは、グランドハイアット東京のような一流ホテルのコンシェルジュは交渉力があること。築地に電話を1本入れてパスポートの忘れ物に対応してくれる。予約はコース料理のみと言うレストランに、アラカルトで要望を聞いてもらう。取りにくい歌舞伎のチケットを抑えるなどは、普通のホテルではなかなかできないですよね。

コンシェルジュへの話しかけ方

以前フロントにもっと話を聞こうと言う記事を書いたと思います。コンシェルジェがいるならコンシェルジュに話をしたほうがいいと思います。でも、なんて聞いたらいいのか分からないという人も多いのでは？その場合、世間話orあいさつ→旅の目的を伝えるのがスムーズだと思います。

おはよう。今日は、スカイツリーの眺めを見せて彼女を喜ばせたいんだ。
武道館にEXILEのコンサートを見に行くんだ
浅草に洋食を食べに行くんだ

・・・など。この時、交通機関の情報や関連する情報を勧めてくれます。こういった話を聞き流すコンシュルジュがいたら、それは三流のホテルです。

管理人の場合、事前に調べてたとえわかっていたとしてもあえて聞きます。ネットでは見つけにくい、現地ならではの情報を教えてくれて本当に助かるんです。

今までに聞いてよかったこと

コンシェルジェやフロントに聞いてよかったと思い出したことを書いておきます

リッツカールトン大阪、大阪城から海遊館を回る時に効率的なルート教えてくれた。地図で見て同じように見えるが天守閣から実際に歩いて近いのはこの駅など、実際に客の視点で自分で現地に行っているその勉強力に驚いた
ザ・ゲートホテル雷門、羽田まで帰る予定と伝えたところ乗り換えなしで行けるる電車の時刻表をわたしてくれた。1時間１本程度しかない
藤田観光ワシントンホテル旭川、旭川ラーメンの代表格をいくつか教えてくれた。山頭火が旭川ラーメンて知らなかった。本店もここにある。
フローラルイン難波、ネットではまず見つけられないようなセブン銀行のATMの位置を教えてくれた。地下にある小さなやつ。これ助かったんです。さらに、海遊館と大阪城と地下鉄の一日周遊券がセットになったチケットの存在を教えてもらった。

…など、他にもいっぱいあります。高級ホテルだからといって、ハイヤーで移動しなくちゃいけない？なんて先入観を彼らは持っていません。電車で行くルートも、なんなら歩いていくルートだって考えてくれます。彼らの知恵や力を上手に利用しましょう。