ハウステンボス内の新しいホテル、いよいよオープンなんですね。名前は「変なホテル」?って。。。中身も斬新なんですが、名前まで斬新なホテルなんですね。ちなみに、7月中旬にオープン予定とあり、まだオープンしてないようです。
ホテルのLCC版、切り口は自動化、ロボット化
[WBS]ワールドビジネスサテライト:テレビ東京(2015/7/15放送分 ハウステンボス 「変なホテル」の正体より)
- 世界で最高の生産性の高いホテルを作る(ハウステンボス 澤田秀雄社長)
- 受付はロボット(ノーマル、女性、恐竜の3タイプ)、重い荷物を運ぶポーター、荷物を預かるクロークもロボット、清掃や警備以外の業務はすべて
- 通常のホテルでは15人は必要と言う人件費を削減して4分の1に
- 部屋に入るのは登録した顔認証がキーに
- 客室にはエアコンはない。代わりに輻射(ふくしゃ)パネルを採用。夏は9度の水、冬は25度の温水を流し、室内を快適な温度に保つ。(夏は)触ってみると冷気が出ているのが分かる。
- テレビも冷蔵庫も設置していない。
- 1泊9千円から。周辺のホテルより割安。
- LCCが広がったようにLCH(ローコストホテル)が広がる時代が来る。その最初のチャレンジ(澤田社長)
オープニングセレモニーで、澤田さんは、体を傾けると移動できるセグウェイのような乗り物で登場されました。これは、代官山のベンチャー企業が開発された新商品だそうで、重い台車を押すときに使えるのではと検討されているとのこと。
ちょっと概要を見ただけですが、管理人の感想。今の内容で既存のホテルと戦うと完敗すると思います。ただ非常に面白いし、管理人もぜひ泊まってみたい!
チェックイン・アウトの自動化はすでにいろんなホテルで採用されているし、お客様にも浸透してきています。ほかにも、できるところはロボット化していくことで経費を抑えられるのであれば歓迎されると思います。ただし、残すべきものは何か?を見極めないといけない。これは、全てのホテルで言えるお話だと考えています。
予約の仕方も変なホテル
予約サイトの情報をチェックしようと思い、楽天トラベル、じゃらん、JTBなどをチェックしましたが登録がありません。予約はホームページからのみのよう。
ホームページを見たところ。かなり面白い情報を見つけました。それは、画面左下の予約のこの部分
入札で予約する???
上記ページはホームページより引用しています。詳細は、こちらから。部屋のタイプは、スタンダード、スーペリア、デラックス。それぞれ、シングル、ツイン。スーペリアとデラックスには、トリプルとフォースがあります。
ABCでタイプが違うのは宿泊日によります。夏休み、週末、連休などは人気で高いけど平日は安い設定。
っで、入札というのは値段をつけて文字通り入札というか申し込むんです。落札できたかどうかは、あとでメール通知が来るとのこと。最高値の値段も設定されているので青天井とはならない様子。
誤解がないように言っておきますが、入札なしの予約=普通の予約もできます。ただし、その場合は最高値で予約することになります。
ちょっと面白いけど戸惑うかな~。明らかに空いている時期に自分に時間のゆとりがあって、ホテルがもし取れたらハウステンボスに行ってみようか・・・という人には使えるかも。家族で、ハウステンボスに行くのを楽しみにしている人は、万が一落札できないときついので難しいでしょうね。
非常にチャレンジングで実験的なホテルだと思います。ほかのホテルとの共存はどうなるのか?どんなサービスが残り、また新たなサービスが生まれていくのか?今後のハウステンボスホテルに注目しています。
![](https://hotelkokokara.com/wordpress/wp-content/uploads/newopenhotel001-246x174.jpg)
新規開業、ニューオープン、リニューアルオープンした、予定宿
感謝:キャプチャ写真はflickrより引用しました。yoppyさん、素敵な写真をありがとうございます。ハウステンボスの象徴、ドムトールンです。