ご存知のように、昨今の日本は建築費が高騰していて、ホテル業界にも影を落としているようです。需要は旺盛なのに、ホテルオーナーはもちろん、観光地の地元も焦りの思いがあるようです。


広告

姫路建築予定のモントレは、21階 → 14階?

JR姫路駅前に『ホテルモントレ』 再開発で地元「新ランドマーク…21階建てを」 – 産経WEST(2015.8.27)

JR姫路駅前の再開発エリアで、中心施設となる「ホテルモントレ姫路(仮称)」(平成29年冬開業予定)が計画より規模を縮小することになり、地元の兵庫県姫路市商店街連合会は26日、当初の計画通りの建設を求める要望書を石見利勝市長に提出した。

 ホテルは当初、地上21階、延べ床面積約5万5千平方メートルの規模で建設が予定されていたが、工事を請け負う不動産会社「マルイト」(大阪市)が6月、建設費と人件費の高騰を理由に地上14階、延べ床面積約3万2千平方メートルに計画を見直す案を市に提出した。市は変更案について了承し、9月中にも土地譲渡契約を結ぶ方針。

 要望書は「21階建ての都市型ホテルの建設は、広域から誘客できる新たなランドマーク機能を発揮する施設として期待している」としており、同連合会の松岡淳朗会長(68)が「全国からお客さんが来られる姫路に、他都市に胸を張れるようなホテルがほしい」と石見市長に求めた。

外国人の観光需要も少なくないと思われる姫路なだけに、地元の期待も大きいんでしょうね。一方、ホテル側にとっても初期コストが大きすぎるのは、その後の運営にも影響しかねない。頭が痛い所です。

函館は、ホテルの建設を中断

JR北海道、函館のホテル建設凍結 建設費高騰  :日本経済新聞(2014/5/22)

北海道旅客鉄道(JR北海道)は2015年度末の北海道新幹線開業に合わせて計画していた函館駅前と新幹線の新駅となる新函館(仮称)駅前のビジネスホテルの建設事業を凍結した。資材高や人手不足で建設費が高騰し、採算がとれないと判断した。同社は「建設費が落ち着くなど収益が見込める地合いとなれば、計画を進める可能性は残る」と説明する。

 函館駅前でホテル建設を予定していた土地は現在、JR北海道が所有する駐車場となっている。新幹線の開業までに250室ほどの規模のビジネスホテル「JRイン」を設ける予定だった。

 新函館(仮称)駅前では北斗市が整備した商業用地で100室ほどのホテルの建設を検討していた。JR北海道は宿泊施設の誘致を進める北斗市と協議していた。

こちらは1年前の記事ですが、函館のホテルが建設をストップさせているという話。やはり新幹線需要を考えると建てたい。辛いけどしかたがないという感じなんでしょうね。

函館駅周辺ホテル

函館駅周辺ホテル一覧と、満室の場合にどうホテルを探すか?さらに、函館駅近くのホテルを予約するにお役立ち情報についてまとめています。 函館駅周辺がどこも満室という場合に空室を探す 函館駅近くのホテル、宿泊感想記 函館駅周辺…

姫路駅周辺のホテル

姫路駅周辺ホテル一覧と、空室がない場合のホテルの探し方手順、さらに、エリアでホテルを取る場合に知っておくと便利な知識についてまとめています。 姫路駅近くのホテルがどこも満室で予約できないときは? 姫路駅、姫路市エリアでホ…

感謝:キャプチャ写真はflickrより引用しました。amika_san、素敵な写真をありがとうございます