日本の観光需要が好調とのことで、外資系の会社がホテルに乗り出してきているのは、当サイトでもよく記事にしていますが、中国からの企業が、北海道の洞爺湖温泉にホテルをオープンさせる予定(2016年春)という記事が目に留まりました。

まだ詳細は不明のようです

旧トーヤホテル、来春開業 購入の中国系企業、改装に着手 | どうしんウェブ/電子版(道央)(2015/11/08)

今夏、旧トーヤ温泉ホテル(洞爺湖温泉6)の土地、建物を取得した東京の中国系企業「磊◆宝(らいしんほう)」(万磊社長)が施設を改装し、来春の開業を目指していることが8日までに分かった。洞爺湖温泉で中国系企業によるホテルの開業は初めて。急増する中国人ツアー客らをターゲットにしているとみられる。

 旧トーヤ温泉ホテルは、1952年に洞爺湖温泉ホテルとして開業し、84年に破綻した。翌年、別の経営者がトーヤ温泉ホテルとして営業を再開したが、10年に再び営業を停止した。 

 建物は鉄骨鉄筋コンクリート造り9階建て、延べ床面積約5800平方メートルで、営業時の客室は76室。不動産売買などを手掛ける磊◆宝が7月に購入した。

 複数の関係者によると、同社は来年5月ごろの開業を目指しており、万氏が社長を兼ねる東京のツアー会社などを通じ中国人ツアー客の受け入れを狙うという。

 既に建物の周囲に足場が組まれ、開業に向けた改装工事に着手している。

 同ホテルは湖と温泉街のメーンストリートに挟まれた好立地にあり、これまで古い建物が放置され、温泉街全体のイメージ悪化につながると危機感を持つ地元関係者も多かった。

 また、中国人を中心にした外国人宿泊客の増加で、夏の繁忙期などには既に温泉街の収容力を超えており、真屋敏春町長は「増え続けるインバウンド(訪日外国人客)に目を向けてくれて、洞爺湖温泉全体にとって喜ばしい」と開業を歓迎する。

 ただ、洞爺湖温泉観光協会によると、磊◆宝からは6日現在、加入の相談などはないという。温泉街では毎年4月末から半年間行うロングラン花火をはじめ、会員が費用を負担して行うイベントが多い。

 観光協会は「温泉街の活性化のためにぜひ足並みをそろえてほしい」と期待している。(石井昇)

(注)◆は森の「木」が「金」

とても、興味深い記事なので全文引用させていただきました。北海道新聞さんの情報。中国からのお客様は、北海道がお好きと聞くので、自分たちの欲しいサービスをという色の強いホテルになるのかもしれませんね。

まだ、名前もどんなホテルになるのかも分からないですが、他の地域にも広がるだろうか?と興味を持ってフォローしたいと思っている情報です。

感謝:写真はflickrより引用しました。Jiashiangさん、素敵な写真をありがとうございます。