リゾートホテル事業で著名な星野リゾートが福岡はじめ４都市のホテルを買収すると聞いて、少し驚きました。
星野リゾートが「ＡＮＡクラウンプラザホテル」４施設を買収 – 産経ニュース（2015/7/27）
星野リゾート（長野県軽井沢町）は２７日、シティーホテル「ＡＮＡクラウンプラザホテル」の４施設を買収すると発表した。取得額は４００億円弱で、同社では最大規模の投資となる。
同社はこれまでリゾート型のホテルや旅館を中心に手掛けてきたが、国内外からの地方中核都市への観光客は増加傾向にあり、独自の観光サービスを付加することで「都市観光」という新ビジネスに参入する。
買収するのは金沢、富山、広島、福岡の４都市にあるクラウンプラザホテル。米国系ファンドから経営権を取得する。運営は従来通り英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ（ＩＨＧ）が続ける。
星野佳路社長は産経新聞の取材に応じ、「今回の４都市以外にも魅力のある街は多い。いずれは当社のブランドでこの分野の運営も手がけたい」と狙いを語った。
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新しい都市型ホテルの形を提案？
経営難のリゾートタイプホテルの再生で、宿がどの顧客に強みを持つか再ターゲティングするのが、星野リゾートの得意パターン。そしてこれは、おもてなしを中心にした郊外のリゾートタイプの宿というイメージでした。
今回買収したANAクラウンプラザホテル福岡は、施設は少し古くなってきているけど、運営に行き詰まっている。。。ような感じはないと思います。（管理人は福岡に住んでいます）地方都市に宿泊する、ちょっとリッチなビジネスor観光客を狙うという感じなんですね。以下の記事が非常に興味深いと思います。
いずれにせよ、新しい客層を開拓する新しい都市型ビジネスホテルが誕生するのでは？という予感がします。どんな形になるのか、ちょっと楽しみです。
