先日、全旅連さんが「違法な民泊は反対」と決起集会をされている様子が報道されました。民泊は、とても話題になっていますよね。利用者にとっては格安で泊まれるというメリットがある反面。貸し手、借り手に悪用する人が一部いるというデメリットがあります
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違法性と公平性
「民泊」めぐり旅館経営者ら決起集会:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京ビジネスオンデマンド
- 民泊巡り旅館経営者ら決起集会
- 無許可宿泊施設撲滅総決起大会とタイトルされている。全旅連役800人の旅館関係者らが参加。
- 民泊の営業日数は年間30日とするという訴え。
- 政府は年間180日以内で解禁するという方針。
- 全旅連会長さんのコメント「180日間の営業は個人というよりプロのビジネスと同じ。」
- 決起大会では、民泊の利用者が近隣住民とトラブルになったことを紹介。
- 民泊は反対か?無許可の施設がふくらんでいる状況からルールを作っても本当に守られるのかどうかが不安。
- 現在法律で認められているのは東京都大田区などの特区のみ。
- airbnbは違法業者を仲介しているという批判に文章で回答。ホスト全員に法令順守を求めている。新しいルール作りに向けて今後も協議を重ねる
- 決起集会の展示会のブースに「ヤミ民泊反対」のブースあり。私たちは、健全な民泊市場の発展のため ヤミ民泊の取り締まりが必要だと考えています。株式会社「とまれる」の社長さん。
- STAY JAPANは民泊物件の仲介会社だが、他と大きく違うのが「全物件が合法」をうたっていること。特区で認められた物件や農家の「体験型民泊」を仲介する。同社では、既存の旅館やホテルが民泊も運営することで、ニーズの多様化や部屋不足にも対応可能と考えているとのこと。
- ビジネスとしてやるのであれば180日は短すぎて厳しいルールとのコメント
全旅連さんの集会では、「違法な民泊反対!新たなルールを作っても、それを守れるのか?」を危惧しているとのことで、これは管理人も利用者の一人としてその通りだと思います。
ただ、集会の内容は、格安のライバルが入ってくる心配ありという思惑が見え隠れする印象でした。民泊の営業を年間180日から30日に要望するというのは、違法性とはまた別の問題だと思います。両社同じ土俵で戦うべきは、これもその通りだと思いますが、別の問題として考えたほうがよさそうです。
たしかに現状はちょっと自由すぎる
今の民泊の状況は明らかに問題ありだと思います。一部の悪質な宿泊者および宿提供者のおかげで、宿周辺の近隣住民が民泊に眉をひそめる人も少なくないと思います。
管理人は、民泊は地域のホテルが足りない場合の受け皿として運用するのがいいと思います。業者も宿泊者も厳しいルールを課すのがいいのではと思っています。
合法の民泊をうたうサイトも登場
番組の公判でSTAY JAPANさんが紹介されていました。有名なAirbnbと同様、民泊を仲介されるサイトです。運営する「とまれる」さんでは、合法の民泊施設のみを紹介しているとのこと。これは利用者にとっても安心だと思います。今後、規制緩和が進むにつれて扱える施設も増えてくると思います。