さいたま市大宮駅は、利用客の多さに比べてホテル数が少ないといつも思っていました。どうしても宿泊需要は東京のほうに行くのかなと。しかし、そんな状況も少し変わるかもしれません。それも一見関係のなさそうな北陸新幹線の需要のために。ワールドビジネスサテライト 2015/2/12の企画「北陸新幹線開業まで1ヵ月 ○○を狙え!」で興味深い内容が紹介されていました。
広告
北陸新幹線熱で大宮駅近くの宿需要も盛り上がる?
北陸新幹線開業では、東京→金沢のお客様が増えるというのは分かりますが、旅行会社が目をつけているのは、それだけではないとのこと。一つは北陸→東北の需要。北陸のお客様が東北に向かうのが楽になるので、旅行需要が期待できるとのこと。そこで新幹線の拠点となるのが大宮駅だそうです。
- 大宮駅の乗降客数は一日約24万人。これが1万5千人くらい増える。
- 大宮の不動産市場も活況で、特に大企業がオフィスを移転してきて地価も5%アップ。賃料も上昇傾向
- 地元商店街の代表たちも、いかに大宮で足を止めてもらうかにアイデアを出し合っている。
ホテルや旅行業界にとってはいいこと。我々にとっては、部屋が取りにくくなる値段も上がるのでは?と不安な面もあります。ホテルが新しく建ったりすれば、その様相も変わるんですが、とにかくこれは興味深いニュースだと思いました。今後も注目していきたいです。
写真は管理人が撮影。大宮駅東口の様子です。