日経新聞別冊のプラスワン（6月14日分）に、旅行特集でちょっと面白い記事が出ていました。

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抜けると海辺に着くという洞窟風呂

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熊本県水俣市の宿、昇陽館

（途中略）

昇陽館の隣に建つ旅館、山海館に珍しい洞窟風呂があると聞いた。大洞窟風呂という名のこの風呂はなかなかユニークだ。トンネル状の風呂につかりながら先へ先へと進むと、海辺の風呂にたどり着くという仕掛けになっている。

同館のご主人によれば、先代社長のアイデアで1955年ごろから手掘りで造り始めた。男湯と女湯を合わせると４０メートルにも及ぶという。飲泉もできる良質な湯で探検気分を味わい、気分は爽快だ。

洞窟風呂として有名で管理人も知っているのは、熊本黒川温泉の名物宿、新明館（しんめいかん）です。黒川温泉は、今は全国に知られた有名な温泉地ですが、昔は（管理人が学生時代は）全然人気がなかったんです。

その中でも、この宿だけはお客さんが入っていた。その理由の一つがご主人が手彫りで掘った洞窟風呂だったと聞いています。

洞窟風呂と言われても、、、管理人はちょっとピンとこない。どちらかと言えば、海が一望できるとか、由布岳を独り占めできる景色とか、開放感のあるお風呂のほうが魅力的と感じます。でも、ちょっとした探検気分を味わえたり、子供さんは喜ぶかもしれませんね。

洞窟風呂って各地にどのくらいあるの？

楽天トラベルのキーワード検索で調べてみました。（2014/6/22）

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九州と甲信越に多い。どちらかと言えば、海と言うより山という印象でしょうか。九州地区で一番多いのは熊本県で７件検索されてくるようです。（参考：検索ワード　洞窟風呂からのホテルサーチ）

熊本では、楽天トラベルで７件検索されてきます。旅館の名前と、口コミ感想をまとめておきます。

宿名 口コミ評価
黒川温泉 旅館　新明館 洞窟風呂、風の湯などの名物の露天風呂が楽しめる。脱衣所の様子など、お客様が詳しく書かれているので参考になる。（ちなみに、黒川温泉には有名な温泉手形があります。）料理やお酒など、もてなしの様子もいい感じだなという印象。ぜひ、また宿泊したいという写真付きの評価もあり。
黒川温泉　旅館　奥の湯 食事の面で好き好きがある様子。料金が高いので、口コミ評価は、必ずチェックしておきたいところ。良い評価も悪い評価もある様子。
南阿蘇俵山温泉　旅館　竹楽亭 食べきれない程の食事と、部屋ごとにある露天風呂に大満足。　立地は静かな農村で、眺めがいいというわけではないが、施設内の雰囲気が良くて日常を忘れられる。洞窟風呂は、子供が怖くて泣いたが趣があっていいと思った。ほかのお風呂もとても評価が高い印象。
秘境七滝　お宿　華坊（南小国町） 開放的で優しい温泉が非常に良かった。お食事も地域の素材や料理が織り込まれていて、楽しめましたという評価有。　次は別の部屋に泊まってみたいという評価も多い。
小田温泉　四季の里　はなむら（南小国町） 洞窟風呂には母も子供たちも大喜び。との評価有。料理も食べきれないほどで美味しいとのこと。接客や食事など、かなり評価が高いと管理人が感じた宿。
熊本・日奈久温泉　ひらやホテル 施設は古いのは否めない。老舗旅館ならではの、ご主人と奥さんのもてなしの温かさがある。食事は美味しいとの評価が多い。楽天の検索で引っかかるが、洞窟風呂のがあるのかは不明？洞窟風呂というより、洞窟風風呂という感じの様子。
天草温泉　湯の宿　湯楽亭 温泉は、素掘りの洞窟風呂が隠れ家的な雰囲気を醸し出しており、のんびり浸っていると肌がすべすべになりましたとの評価有。魚介類の豊富な食事はかなり好評と感じました。
露天風呂と料理のお宿 -湯の児温泉 昇陽館- 海に面した露天風呂は、どれも趣があってよいとの評価。海の幸豊富な食事は本当に満足とのこと。宿は、こじんまりしていますが、客室は清潔で、全客室はオーシャンビューで、穏やかな有明海を望むことができますとのこと

感謝：キャプチャ写真はfickrより引用しました。きうこさん、素敵な写真をありがとうございます。写真はイメージです。